青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」を読みました。
すごく楽しく読み続け、ふと各章の登場人物がつながっているなぁ~って思って下図を作ってしまいました。自分でもびっくりです。
少し心に残る文章を紹介したいと思います。
あの絵本、なかなか一筋縄でいかないところが好きよ。
卵は大きすぎてうるつるしてて運べないし、かたくて割れないし。おなべがリュックに入らないとか、次々難題にぶつかるじゃない。
それで、ふたりでああしようこうしようって相談して、協力し合っていくのよね。あそこがホント好き。
→仕事は協力しあってやっていけばいいのよ。
仕事は一人ではできないですよね。協力してより良くなっていきますものね。
■メリーゴーランド
崎谷さんもメリーゴーランドに乗ってるとこか。
独身の人が結婚してる人をいいなぁって思って、結婚してる人が子どものいる人を
いいなぁって思って。そして子どものいる人が、独身の人をいいなぁって思うの。ぐ
るぐる回るメリーゴーランド。おもしろいわよね。それぞれが目の前にいる人のおし
りだけ追いかけて、先頭もビリもないの。つまり、幸せに優劣も完成形もないってこ
とよ。
人生なんで、いつも大狂いよ。どんな境遇にいたって、思い通りにいかないわよ。
でも逆に、思いつきもしない嬉しいサプライズが待っていたりもするでしょう。結果
的に、希望通りじゃなくてよかった、セーフ!ってことなんかいっぱいあるんだか
ら。計画や予定が狂うことを、不運とか失敗って思わなくていいの。そうやって変わ
っていくのよ。自分も、人生も
人の人生って、うらやましいですよね。若い時はそう思っていました。
何が正解!ってないですもんね。うんうん。
■退職
助手席で正男さんの横顔を見ながら思ったの。解雇されて私は大きなものをなくした
ような気になってたけど、べつに、何も失っていないじゃないって。だって、私自身
はそれまでと何も違わないもの。単に、それまでの会社から離れただけ。本当に、た
ったそれだけのことだったのよ。仕事で得られる喜びも、大切な人と過ごす幸せも、
私次第でこれからもしっかりつかんでいけるものじゃないかなって、それで、これか
らはフリーでやっていこうって思えたの。
私ももうすぐ、会社を退職する年齢になります。どう生きるか!迷っています。
仕事が辛くて嫌で、家に帰って奥さんの笑顔を見て癒やされている今日この頃です。
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