よし🅾️のやってみよ😰

読書感想や紹介、切り絵、喫茶店巡りなど

鎌倉うずまき案内所

青山美智子さんの「鎌倉うずまき案内所」を読みました。毎回そうなんですが、青山さんの作品は、短編小説なんですが、ある章に出て来た人が他の章にも登場してくるので、ついつい探してしまいます。相関図を作ってみました。

 

感動した文章を紹介します。

■商品を買う人

かわいい!って言いながら、商品をべたべたさわるお客さんは、だいたい買っていかないです。本当に欲しい方は、無言でしっかり見つめて、心に決めた感じで買っていかれます!

これ僕です。買うって決めても、その置いているコーナーをくるくる何回も回ってしまいます。

 

■我が子

親は、子供のことを何も決められないんだ。ただ見守ることしか。私が、私たちが、決めることを許されるとしたら、たったひとつ、名前ぐらいだ。 

本当にそうですよね。男親なんか、何もできません。私の子供の接し方がだめだったんでしょうね。

 

パラレルワールド

選ばれなかった人生がどこかに存在しているという、パラレルワールド無数の可能性を持ちながら、私たちはいつもたったひとつしか選べない。ここではない世界で私は何をしているのだろう。誰といるのだろう。この私よりも幸せだろうか。

どの選択をとっても、後悔しない自分でありたいですね。