よし🅾️のやってみよ😰

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これからデータ分析を始めたい人のための本

工藤卓哉さんの「これからデータ分析を始めたい人のための本」を読みました。

データ分析て何も分からず手に取り、大変勉強になりました。分析手法がたくさんあることがわかりました。仕事で使えるかは別としてためになりました。

少しだけ紹介したいと思います。

 

社会保障番号(米国)とマイナンバーカード(日本)

アメリカの映画を見ていると、銀行での口座開設やインターネットショッピングの決済、運転免許の取得といった生活のあらゆる場面で、社会保障番号が使われているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。私もこの番号を保持しているわけですが、非常に優れた仕組みだと実感しています。医療情報や税金の数理計算、口座の開設から与信情報の紹介に至るまでひとつの番号で対応できるため、利用者にとって便利であり、さらに国としても情報化戦略等の施策を採る際に寄与していることは間違いにありません。

 また、個人データのビジネス利用を許す法体系があることが、アメリカがビッグデータ大国となる大きな追い風になっています。

 <省略>

 日本の個人情報保護法は、業界の自主規制に基づく法体系ではないこと、あるいは本来の目的以外にデータを利用することへの一般的な抵抗感もあって、データの二次利用が進みにくい土壌があるようです。また、病院などに保管されているカルテや医療記録が患者個人のものだという認識があっても、医師に開示を要求するには心理的なハードルを乗り越える必要があるかも知れません。

 この間初めて、マイナンバーカードを病院で使用したんですが、毎回提示しないといけないんですね。びっくりです。なぜ、こんなことになっているのかが、理解不可能です。ただ、なんでもかんでも、一括管理というのは気に入りませんけど・・・。

 

■日本って・・・。 

日 本は現場裁量のみでできる改善型の意思決定優れているものの全数調整、組織横断、あるいは全体最適を志向することが非常に苦手とされています。これは日本の行政機関のみならず、ビジネス構造にもよく当てはまる事象だと確信しています。

 私たち日本人は、単一視点での製品化したり研究発表することにはとても強みを発揮します。他方、全く違うバックグラウンドの分野の人たちと肩を並べてものを作り出したり、違う市場の特性を理解しようとするところがとても弱いと感じます。

 日本って、と言うタイトルにしましたが、私にも本当によく分かります。どうしようもないですよね。でも、8年後の会社の状態がひどくなるので、モガイテモガイテ後輩にバトンタッチできるよう、人財育成していきます。

 「平均」「分散」「標準偏差」を押さることとあり、そこら辺はなんとかわかりました。むずかしいですね。