竹山昭子さんの「戦争と放送~史料が語る戦時下情報操作と
プロパガンダ~」を読みました。
前回にも書きましたが、
真山仁さんの執筆作品にこの本が引用(紹介)されていましたので
気になり、読んでみました。
そもそも、日本が連戦連勝で戦争に勝ち続けたころであり、
初めて学びました。
すこし紹介したと思います。
戦争遂行にあたって、為政者が国民を戦争へと、高揚させていくために用いる常套手段は、
プロパガンダ、シンボル操作、ディスインフォメーション等であると言われている。
この戦時下の大衆心理動員にとってマス・メディアが大きな力を持つものであることを、
第一次世界大戦を経験した世界の指導者たちは認識し始める。
特にナチス・ドイツのヒトラーはラジオに目をつけ、
それを武器としてファシストの世界戦略を推し進めたことは有名である。
わが国の戦時下の放送も、政府、軍部の強制と指導によって戦争プロパガンダとしての役割を担ってきた。
これは前回に記載しましたが、昔の日本も、現在の北朝鮮やロシアと一緒だったんですね。