沢渡あまねさんの「業務デザインの発想法~「仕組み」と「仕掛け」で最高のオペレーションを創る~」を読みました。上司より何か自己啓発しよ
うをアドバイスもあり、また、仕事に関係する本を読もうかと思い手に取りました。
私が今悩んでいて、勉強になったところを少し紹介したいと思います。
■はじめに
世の中の環境も課題も、日に日に複雑化してきています。いままで、運用の現場の気合と根性でナントカできたかもしれない。しかし、これからはそうはいかないでしょう。人の気合と根性と創意工夫とボランティア精神に甘え続けている体制は脆弱です。
加えて、少子高齢化による労働力不足の時代。仕事として認めてもらえない仕事、適切な対価が払われない職種は、いよいよ手が減るでしょう。そうなったとき、まっさきにほころびが出るのは、業務デザインのような、今まで言語化されにくかった業務領域、価値が認識されにくかった領域に間違いありません。
この文章が、うちの会社も当てはまるなぁ~。と実感し、笑いが込み上げてきました。
■やることの流れを定義する~フロー定義~
それぞれのタスクの作業の流れや手順を設計します。業務フロー(フローチャート)を書きましょう。さきほど定義したプロセス(処理や判断)を「箱」として記述し、判断や条件による分岐を線や矢印で図示します。
まずは、大雑把に流れを洗い出すことが大事です。そこから詳細なポイントの気付きと言語かが進みます。
見えるから気づける。気づけるから言える。
フロー化するのは
・フローがないとメンバー各自が無駄に悩む時間が増えると思われる業務
・トラベルが多い業務
他部門とのトラブルがあったので、なんとなくやっていた業務を、見える化しお互い納得して業務に取り組む体制にしないといけないなぁと改めて強く思いました。
あと、流れている業務で不具合があり、どのように対応するか悩んでいたんですが、読み続けていくうちに、ヒントがゴロゴロあって大変勉強になっています。