よし🅾️のやってみよ😰

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希望の糸

東野圭吾さんの「希望の糸」を読みました。不妊治療の体外受精の取り違えや性的マイノリティーの問題をテーマにされた小説で、あっという間に読んでしまいました。
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刑事の心構えを少し紹介したいと思います。

「たしかに刑事の勘が外れることは少なくない。そのことに気づかず、的外れた操作に固執するやつは優秀な刑事とは言えない。

 しかしだ、ちょっとばかり思惑通りに行かないからといって、すぐに勘が外れたと決めつけるのも大した刑事にはなれない。」

「刑事というのは、真相を解明すればいいというものではない。

 取調室で暴かれるのではなく、本人たちによって引き出されるべき真実というものもある。

 その見極めに頭を悩ませるのが、いい刑事だ。」