水沢あきとさんの「僕とAIドクター・深見マナの謎解きカルテ~ 研修医と眼科AIの診療日記~」を読みました。
昔からコンピュータによる支援システムという話はあったなぁ〜と思いながら、今はAIという名前に変わったんだなぁと思いました。
感慨深い言葉を紹介します。
治療にあたっては、患者さんのメンタルも考えて、伝え方を工夫する必要がある。
そうじゃないと不必要な不安まで与えて、治療にとってリスクになることもある。
人間にとっては当たり前だけど、AIの場合、どうしてもそこが苦手。
【チームでフォロー】
医療現場ではお互い様じゃないかな。ミスを起こさない人なんていないし、
チームでフォローしあうことで、患者さんに最善の医療が提供できればいいと思う。
【AIが学んだこと】
一番の学びは、医療とは色々な立場のメディカルスタッフが協力して行うものだということです。
医師だけでも、看護師だけでも、検査技師だけでも、薬剤師だけでも、ましてやAIだけでも出来ないということです。
先生と一緒に患者さんを見ていくうちに、私一人では何もできないということを知りました。
でも、その一方で、多くの人たちと力を合わせれば、難しい課題を抱えた患者さんでも治すことが出来る。
「チーム医療」という言葉がありますが、私のようなAIもまた、そのチームの一員であると認識したんです。
私の職場も高齢化が進んでおり、人財育成が問題になっております。
こんなAIが登場してくれれば、ありがたいし急務であります。