2021-05-02 海は見えるか 本 ふ 真山仁さんの「海は見えるか」を読みました。 阪神大震災で妻と娘を亡くした小野寺先生が、東北大震災発生後、神戸市から派遣され小学校の生徒たちとともに成長する物語です。 12mにもなる高さの防波堤建築に反対する佐々川さんの言葉が、私には沁みました。 海の恵みで潤う時もあれば、海に牙を剥かれ酷い目にあうこともある。でも、それが海と共に生きるという意味なんだと思います。 また、子供たちへの接し方を本書では、黙って見守るのが大人の役目と、記載されています。私は何も言える資格がなく、感じることしかでけへんなと思いました。