坂本光司さんの「日本で一番たいせつにしたい会社7」を読みました。
繰り返しこの本のシリーズで坂本先生がおっしゃっている、
企業経営の最大の使命と責任は
①社員とその家族
②社外社員(取引先)とその家族
③現在顧客と未来顧客
④地域住民、とりわけ障がい者や高齢者等社会的弱者
⑤株主・支援団体
の「5人」の幸せの追求と実現です。
とあります。大好きなんです。
また、黒字企業と赤字企業の違いで、一般的に言われている企業規模や業種・業態・立地場所、さらに好不況に対する対応等の問題ではなく、企業経営のあり方・進め方に対する考え方の違いでした。
【黒字企業】
好不況を問わず、「人重視」「幸せ重視」「継続重視」「あり方重視」といった経営を、一途に実践
【赤字経営】
「企業重視」「業績重視」「短期重視」「やり方重視」といった経営に終始
急がれるのは、近年叫ばれている「働き方改革」ではなく、その前提である「経営改革」「経営のあり方・進め方改革」であることを、私たちはしらなければならないと思います。
とありました。私も会社員で本当に考えさせられます。