垣谷美雨さんの絶縁病棟を読みました。いつも勉強になる女子の話で、男としていつも心詰まるものがあります。関連図(相関図)と処方箋を記載させてもらいます。
AURORA刻印された聴診器は、「目を閉じて全神経を集中させて使えばその良さがわかるはずだから」と部長から渡された。眉間の力の入れ具合で、自由自在に近づいたり遠のいたりできるようだ。この聴診器は佐奈枝たちの人生のダイジェスト版を見せようとしてくれている・・・。
そんな聴診器を持った桐ケ谷キワミ先生は・・・。

■処方箋
❶女三界に家なし
・大塚信彦の件については、町内会長の耳に入れておくこと
・戸建てを購入した家族にも、ありのままを話すこと。
・マンションの管理組合に相談し、防犯ベルと防犯カメラの設置をお願いするこ
と。
・念のため、住民票閲覧制限の請求を役所に出すこと。
・息子にも、大塚の件についてすべて話すこと。
❷寄生虫
・よれよれのTシャツを捨てて、お洒落な洋服を買うこと。
・こぎれいなマンションに引っ越すこと。
・親族にお金を渡さないこと。親族に物を買ってあげないこと。
・自分のためにお金を使うこと。
❸思いやり家族
・あなたは間違っていない。勇気をだして。
・勇気が出ないときに、この薬(オレンジ味のトローチ)を一日何個でも舐めること。
あと、少し勉強になった文章も記載させていただきます。
■田舎の医師
田舎の方では、聴診器を当てる時に、上半身裸になることを強要する医師が多い。都市部では襟のところから聴診器をそっと差し入れるか、シャツの上から当てるのが普通ですよ。
■慈悲的差別被害者病
可哀そうな人や頼りない人、助けてあげなければならない人、一人では何もできない人に対し、慈悲の心をもって、頼まれてもいないのに助けてあげようとする人々がいる。そんな大きなお世話とも言える環境のもとで、体調を崩すこと。
自分より立場が弱い人間に対して、本人に確認せず先回りして不要な配慮や気遣いをする人々がいる。慈悲の気持ちで良かれと思ってやっていることが、結果として差別的な扱いになってしまっていることに気付いていない。
田舎の医師も怖いですが、慈悲的差別被害者病って、知らず知らずに上から目線でやっているかも知れないと反省しました。
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