東野圭吾さんの「クスノキの女神」を読みました。東野さんの作品はあっという間に読み切れますよね。実に面白い💓関連図(相関図)と良かった文章を少しだけ紹介します。
■クスノキの祈念
クスノキの祈念は二種類ある。預念と受念だ。預念は新月の夜に行われる。クスノキの中に入り、蠟燭に火をつけ、自分が伝えたいことを念じるのだ。その念はクスノキに刻み込まれる。それを受け取るのが受念で、満月の夜に行われる。預念した人物と血の繋がりの濃い人間がクスノキの中で蝋燭に火を点し、預念者のことを思えば、その念が伝わってくるのだ。この軌跡ともいえる現象については無闇に広めてはならず、柳澤家にとって厳重に管理されてきた。そして現在の実質的管理者が玲斗なのである。
■クスノキのルール
クスノキに預けた念は半永久的に残ります。ただし例外が2つあります。ひとつは同じ人間が預念した場合で、念は新しいものに更新されます。今の言い方で言えばアップデート、ということになるのかしら。もう一つは当人が受念した場合で、その念はクスノキから完全に焼失します。その後は誰も受念できません。

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