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認知症にならない人がやっているスッキリ脳のゴミ掃除

 羽生春夫さんの「認知症にならない人がやっているスッキリ脳のゴミ掃除」を読みました。最近、名前が出てこなくて、自分自身に自信がなくなって、この本を読んでみることにしました。

 少し紹介したいと思います。ご承知の方や関心のない方はスルー下さい。

 

認知症ともの忘れは別もの!
 認知症は脳の“病気”で、もの忘れは加齢による老化現象で医学的には「良性の健忘症」です。
 「もの忘れ」は、体験したことの部分的な細かい記憶を忘れますが、「認知症」の記憶障害は、体験そのものの記憶が丸ごとなくなってしまいます。

 

チェック表です。興味のある方はやってみて下さい。

 とりあえず、私は「もの忘れ」なんだと自覚できました。少しほっとしたような気がします。

 

認知症の種類
 ①アルツハイマー認知症

  昔のことは覚えていても、数分前のことが思い出せなくなる

 

 ②脳血管性認知症

  脳卒中が原因で認知症の症状が現れる病気。無関心や引きこもりなどの症状が見

  られることが多い。

 

 ③レビー小体型認知症

  初期段階では、便秘や臭覚異常、抑うつなどの症状が先行し、進行すると、認知

  機能の低下、転倒や誤嚥などの運動機能障害、眠りの浅いときに体が動いてしま

  う、幻視。 

 

 ④前頭側頭型認知症
  抑制が効かない異常行動を起こすことが問題で、食品でないものを口に入れてし 

  まう、支払いせずに店の品物を持ち帰る、痴漢行為を働く、あるいは高速道を逆

  走するなどの事件や事故を起こすケースもあります。本人には自分が病気だとい

  う自覚がないこと、アルツハイマーのような記憶障害があまり見られない。

 ⑤糖尿病性認知症

 ⑥アルコール性認知症

 

■健忘症と認知症の間のグレーゾーンである「MCI」
 軽いもの忘れや認知機能の低下がみられるものの、まだ日常生活に支障を来してい

 ない状態のこと。

《対策》神経伝達物質の働きを活発にするためには、脳をいたわることと、脳をいじめること。

 

認知症もどき
 ①うつ ②一時的なせん妄 ③薬の服用による影響 ④両性の健忘症

なんかいろいろあるんですね。

 

認知症は、“脳の生活習慣病
メタボリックシンドローム認知症の発症を早める危険因子
 糖尿病がアルツハイマー認知症と直接、関係していることが明らかに
 →血糖値を基準値内の低めに保つほど認知症を発症するリスクが低くなり、安心。
 ・血糖値を低めに保つことが肝心

 

■「一日3食」「腹八分目」が決めて
認知症は予防することができる病気
・“認知症になりやすい生活習慣”と“認知症になりにくい生活習慣”のポイント
 ①    一日3食を摂ることで血糖値の乱降下を防ぐ
 ②    野菜からゆっくり食べる習慣を~理想は、“腹七・八分目の食事”~
・65歳以上になったら、タンパク質をしっかりとる。
 →痩せすぎや栄養の偏りが認知症のリスクになることもある。

 

■ゴミが溜まりにくい食事とは

・地中海式の食事には、認知症予防に効果的な食材が豊富

 「週1回以上、魚又は海産物を食べる人」や「週3回以上、野菜と果物のジュース 

 を飲む人」は認知症になりにくい。(赤ワイン、オリーブオイル)

・塩分控えめの和食も同等の効果あり

 

 <アルツハイマー認知症になりやすい人>

  ・「若い頃から肉類の摂取量が多く、魚と野菜の摂取量が少ない」

  ・「甘いものの摂取が極端に多い」

  ・「食事以外に水分をほとんど摂らない」

  ・「カロリー不足(女性の場合)」

 ※やはり、動物性脂肪や糖質に偏った食事は、認知症の危険因子になる。
 ※認知症は20年以上の長い時間をかけて、脳の中に“老人斑”が溜まっていくことによって発症するので、若い頃から地中海職のような食事を意識して食べるような食スタイルを実践することが大切。


認知症を遠ざけるための〇×

 ①認知症の予防効果にポリフェノール

  ポリフェノールは、あらゆる病気や老化の原因となる活性酸素を除去する効果の

  ある抗酸化物質

  カレー(ターメリック)、コーヒー

 ②過度のアルコールやタバコも発症要因に

 

■歯を守って認知症を撃退!
 ①自分の歯を15本以上、残すことが運命の分かれ道
  →虫歯や歯周病などで自分の歯を多く失った人ほど、認知症になりやすい
 ②30回以上噛めば脳に良い刺激が伝わる。
  →噛めば噛むほど、脳は活性化される。

他にも、対処法が掛かれていましたので、気になる方は是非読んでみて下さい。