よし🅾️のやってみよ😰

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外務省ハレンチ物語

佐藤優さんの「外務省ハレンチ物語」を読みました。

 

あの~。

 

 佐藤さんが、いろんな本で「この本は小説ですが、すべて真実です」で、書いているので、読んでしまいました。

 

なぜか、官能小説にされていますので、読む方は心して・・・・。

 

その中でも、外務省のことやソ連の文化等が、書いていましたので紹介しますね。

 

■外務省の女性職員?

 若い女性職員で、大使館の幹部の愛人になっておくと、人事異動のときに仕事が楽で給与がいい大使館に送ってもらうことができます。たとえば、モスクワに3年勤務するということは、20代後半の職員にとって、表金だけでも1800万円くらいの貯金ができるということです。

 

 今は、そうでないことを祈りますが、税金を蓄財してますよね。

 

■試験の点数だけで決めると男女比はどれくらい?
 8割が女性になります。しかし、実際には女性外交官の比率は4割以下に抑えるようにしています。点数だけで優秀な学生を採っても、10年後にまともな外交官に育つ女性は少ないからです。その多くがセックスで失敗しています。学生時代、男遊びをせずに外務省に入ってきて、東京にいる間に男友達ができないと、在外研修中に外国人の男に引っ掛かる例が多いんです。とくに旧共産圏や中国の場合、ひっかかった男の後ろに秘密警察が控えている場合が多い。そういうことを考えると、東京で少し痛い目に遭っておいた方が中長期的には研修生のためになるかもしれません。

 たしかに、男も女も「飲む・打つ・買う」ですから、外国人に巧みに近寄られて尻尾を掴まれることも、事実あるんでしょうね。

 

■あとがき
 外交は人である。外交官がしっかりしていなくては、国益を毅然と擁護し、増進する外交はできない。現役外交官時代にも筆者は人材育成のためにかなり勢力を傾注した。しかし、筆者が育てた人材が2002年の鈴木宗男事件に際してパージされ、ロシアやインテリジェンスの現場から外されている。有能な人材を活用しないことで、国益が大きく毀損されている。
 現下、外務省の能力低下、腐敗、無気力、不作為体質は想像を絶する状態にある。しかし、それをノンフィクションの形態で書くとセクハラやパワハラの被害者に追加的な負担をかけることになってしまう。また、ノンフィクションの形態でハレンチ事案について記すと、その事実が政治家の権力闘争、高級官僚の人事抗争に利用される。それは筆者の本意ではない。
 いろいろ考えた結果、「官能小説」という形態をとると、外務省の問題にいままでとは違った切り口から焦点を当てることができるのではないかという、とりあえずの結論に至った。

 

<略>

 

 本書は官能小説であるとともに、外務省やインテリジェンス(諜報)、ロシア事情、北方領土交渉などについての知識を得ることができる「ビルドゥグズ・ロマーン(教養小説)」でもある。筆者の作家としての仕事は、国際関係、政治、思想、キリスト教神学に関するものが多いので堅苦しい事物と勘違いされているが、そうではない。自分の殻を破りたいと思い、本書に取り組んでみた。それと同時に本書の刊行を機に、外務省の内側から変化が生じることを望む。

 佐藤さんの思いが、すべてここにあると思います。

 

 かなり、刺激的ですので読む方は気を付けて