よし🅾️のやってみよ😰

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ガルパンの秘密

ガルパン取材班による第3弾「ガルパンの秘密」を読みました。興味があった、勉強になった部分を少し紹介いたします。

 

■深夜アニメ

 深夜アニメは、パッケージ販売が最終目標であるため、20歳以上のアニメファンを想定したマニアックな作品が多い。視聴者に“深く刺さる”コンテンツの方が、購入に至る可能性が高いからだ。
 中でも男性ファンに“深く刺さる”ポイントとして知られているのが「美少女」と「メカ」の組み合わせだ。もちろんこの2点を押さえたからといって、ヒットが約束されるものではない。だが逆にいえば、この2点は作品への窓口として非常に有効で、どういう趣向で「美少女」と「メカ」を視聴者にプレゼンテーションするかは、企画作りの大きなポイントと言える。

たしかに、男は「メカ」が好き?「美少女」みんなでしょ?って論理ですな

 

宮崎駿監督
 大きな嘘を一つついたら、それを補強するためには、小さなリアリティを徹底して追求していく
 ガルパンは、「女子高生が戦車に乗って、武道をやります」という具合でファンタジーの度合いが大きい。だからまったく架空の世界にしてしまうよりは、どこか実際の場所に根ざしたものにすることで、リアリティを確保するべきだろうと。

アニメを見てもらう戦略には、いろいろな工夫が必要なんですね。

 

■戦車道
 企画を読んだとき、ありそうでなかった面白い言葉だと思いました。茶道や華道はありますが、「戦車道」っていうのは「力強く前進する」という洗車の特性と合わさっていい言葉だなぁと、そこから、なぎなたのような女性がやる武道としての厳しさはあるけれども、女性らしさも大切にする武道、とイメージが湧いてきました。西住流の「撃てば必中、守りは固く、進む姿は乱れなし。鉄の掟、鋼の心」という文句は、師範である西住しほのお固い感じだったり、主人公の姉の西住まほが厳しく統制が取れた組織的な戦い方をする様子から膨らましていった言葉ですね。

 

<略>

 

■道
 今の時代に観てくれる人たちに刺さって届けられるかなと思いました。今は何でも選べるけれども、逆にいろいろな道がありすぎて自分でもどの道を歩いたらいいかわからない。だけれども何かを決めて歩き出したときに後から道ができていたり、進んだからこそ先が見えたりする。戦車道という言葉の強さと、そこに込められた道というところが、心に響くかなと思ってました。みほみたいに、ひとつのところで頑張ったけれどもうまくいかずに、違う場所で新しい道を見つける方法もありますし、沙織みたいにモテたいと思っていたけど、何か一つ頑張ったことで仲間を得て自分の世界が広がる道を見つけるということもあります。また、華のように華道に行き詰ったけれども、別のことを一生懸命やっていたら、華道のほうでも乗り越えることが出来たということもあったりして、そういう風に一生懸命やったことがそれぞれの道を開いたり作っていったりすることが、この作品の根底にあります。やっぱりそれは最初の企画書にあった「戦車道」という言葉からすごくイメージが広がっていったことだったんだと思います。

道というのは、吹奏楽部をやってきた身としては、すごく勉強になります。

自分だけでやってても限界を感じますし、あえて自分のおかれた環境を、厳しくすることによってしか、成長すると思います。

やり過ぎは禁物ですけどね。