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終わりなき戦略~勝つための根拠と負ける理由~

 水谷隼さんの「終わりなき戦略~勝つための根拠と負ける理由~」を読みました。さすが、メダリストですね。すごく勉強になりました。感動した文章を、少しだけ紹介しますね。

 

■死んだフリ

負ける人は顔の表情や仕草にそれが表れる。調子が悪そうな表情であったり、弱気な表情や迷いのある表情、相手が「点を取れません」というような表情を見せる時は、私は負けない。中には「死んだフリをする」選手もいるが、そういう選手でも雰囲気やオーラは消せない。死んだフリをしていても、オーラが消えていなければ、一発逆転を狙っているので、こちらも油断はしないし、死んだフリの仕草にだまされてはいけない。
 もしも、相手が「これはダメだな」という弱気な表情や仕草を見せたら、そこでゆるめないで、徹底的に攻めて、相手を敗北に追い込むことが必要だ。

対戦すると

 

 

■真似ること

私は天才ではないけれども、才能を開花させる方法を知っていたと思う。天才と才能ある選手というのは、ある意味では近い。私は他人よりは才能が少しばかりあるかもしれないが、それよりも自分の才能をどう発揮するのが、どう開花させるのかと言うことを考え、努力してきた。
 その才能を開花させる方法とは、まずは天才的な選手のボールタッチを真似すること。ワルドナーの映像や実際の試合を見て、彼の天才的なボールタッチを何度も真似をする。独特なボールの捉え方を自分が試し見る。それを繰り返すことで、まったく同じようにはできないが、近づけることはできる。
 強い選手というのは誰もが「天才的な部分」を持っている。それを自分の中に取り入れるべく、繰り返し練習していくことでそのボールタッチがある程度身につく。「オレは才能がないから……」と最初から諦めたら身につくわけがない。「あの人の天才的なボールタッチやテクニックを真似しよう」と思ってやれば、天才にはなれなくても、才能というのものは必ず開花する。言い方を変えれば、自分には才能があるはずだと信じてやれば、身につく可能性があるが、最初から諦めたら才能が開花する前にすべてが終わってしまう。

真似ることはだいじですよね。うまくなるには、先輩のやり方を真似ることが大事ですよね。

 

■中国選手との違い

中国選手は他の国の選手と何が違うのか。かつて劉国梁・前中国男子監督が「水谷が中国にいたら世界チャンピオンになっていた」と語っていたという話を間接的に聞いたことがある。中国ナショナルチームの練習のイメージは、分かりやすく言えば、かつての青森山田の緊張感ある練習をずっとやっていて、そこに優秀なコーチがついているという環境だ。


<略>

 

 競争の激しい中国チームの中でも、トップに行く選手というのは「他の選手には絶対に負けない」という強い意志があり、覚悟が違う。トップに行けない選手は負けそうになると諦めてしまう。「まあ、次がんばればいいや」くらいの気持ちだけど、強い選手は「ここで負けたら俺の卓球は終わり」くらいの気持ちで卓球をやっている。
 中国の代表選手は人間として持っているものすべてをぶつけて、絶対試合に勝つんだという強い意志を持っていて、それを毎試合ぶつけてくる。その積み重ねで力をつけていくし、凡ミスも減っていくことで、選手としての成長と進化が促進され、国家チームの中で差がついていくのだろう。

やっぱり、覚悟がなんですね。私はあきらめてしまいましたが、もう一回踏ん張りたいと思います。