真山仁さんの「当確師~正義の御旗~」を読みました。
2022年7月から2023年10月まで小説宝石で連載されましたが、先般行われたい自民党の総裁選を思いながら、誰が誰に当てはまるのかな?って思ってしました。
勉強になった、あるいは、感動した文章がありましたので、少しだけ紹介させていただきます。
■新聞社の役割
「権力の監視であり、同時に、マスメディアは第四の権力でもある」と言われて久しいが、既に形骸化している。
特に東日本大震災以降、新聞社はSNEなどで「マスゴミ」と呼ばれるに至り、権威も影響力も衰退の一途だ。
確かに、テレビはどのチャンネルにひねっても? 回しても? 替えても? オームのように同じ事ばかり流してますよね。
なんかチャンネルって言い方、古いなぁ~。
書いていて、自分で変なところにはまりました。(笑)
1,964年の民自党の総裁選に於いて、その言葉が、永田町で飛び交った。
当時の選挙は三人の有力候補がおり、
「ニッカ」が「二派から金銭をもらう」、
「サントリー」が「三派から金をもらう」、
「オールドパー」が「各派から金銭をもらう」という意味の隠語として用いられたのだ。
尤も、「オールドパー」には、別の解釈もある。「全会派からカネを受け取りながら、すべての約束を反故(パー)にする」とする強者の意だ。
当時とは政治資金に関しての法律が異なるから、近年の総裁選では露骨なカネのバラマキは行われていない。
そういえば、こんな隠語聞いて事あるような気がします。
古い人間がばれますよね。
■派閥
本来派閥とは、政策集団であり、民自党内での多様性を育む仕組みなんです。でも、現状は、利益誘導団体に近い。もっと言えば、大臣になるためだけに、烏合の衆が集まっていると言える。
中選挙区制度時代のかつての民自党は、安全保障を重視する派閥や、経済政策、あるいは台湾を重視する派閥もあれば、日ソ関係を親密にすべきという派閥もあった。
《略》
かつては一選挙区で二人から六人の当選者は出た。民自党内でも複数の候補者が、同一選挙区に出馬できた。すると、個性的な政策を掲げる派閥がある方が、当選者を獲得しやすかったのだ。
だが、小選挙区制になると、民自党の公認を得て出馬する場合は、党で統一した公約を訴えなければならなくなり、政策集団としての派閥の効果が薄れてしまったのだ。
いつも、すごく勉強になって大好きなんです。是非、読んでみて下さい。
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